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ラヨーンは素晴らしい所という話 - THAILAND -

No.512/2020.08
化学カンパニー・ケミカル開発部/ 森上 敦史
画:クロイワ カズ

タイ工場併設の研究開発拠点に2年余り駐在し、昨年5月に帰国しました。工場はバンコクから南東に200㎞ほどのラヨーンにあります。海、山、川と三拍子揃った風光明媚な観光地です。川には随所に滝があり、流れも綺麗です。休みの日には、滝を散策の後、海辺のレストランでトムヤムクンを戴きながらビールを飲むのが私の贅沢でした。トムヤンクンは辛いという人がいますが、ココナッツ・ミルクを入れて貰うと、辛味が消えて甘みが出ます。タイのビールも悪くないです。特に、獅子のマークの「シンハー」が私のお気に入り。タイ料理には日本のビールよりもよく合いました。

食べ物では、何と言ってもタイのフルーツは絶品。季節的には、3月~5月がピークですが、亜熱帯なので一年中美味しいフルーツを楽しめます。種類も多く、30は優に超えます。私の好きなベスト・ファイブは、マンゴスチン、マンゴー、ランブータン、ココナッツ、ロンガン(ぶどう)でしょうか。ドリアンはタイ人には人気ですが、食べ方が難しいです。

単身赴任でしたが、何度か、日本から家族がやってきました。そんな時はフルーツ公園に案内します。園内には、果物の種類別に果樹園があり、バスで案内してもらえます。マンゴーの果樹園で暫く停車、次はパパイヤへ、というように、10箇所ほどに停車します。日本の「○○狩り」のように、自分でもぎ採るのではなく、簡易レストランに食べられる状態で皿に入れてあります。それをビュッフェスタイルで好きなだけ取って食べます。ソンタム(青いパパイヤのサラダ)もあります。これはビールによく合いますが、ドリアンとは食い合わせだとか。

とにかく素晴らしい所です。チャンスがあれば、家族同伴でまた行きたいです。