MENU

「UBEグループ CSR報告書2012」を発行

2012年8月8日

宇部興産株式会社(社長:竹下道夫)は、UBEグループのCSR(企業の社会的責任)活動の取り組みをまとめた「CSR報告書2012」 (以下「本報告書」)を発行いたしました。

UBEグループ 「CSR報告書2012」の特徴

1.社長メッセージ

2008年から4年間に亘り「有識者による第三者意見」をご担当いただいた、大阪市立大学大学院准教授の永田先生をお迎えして行った対談の内容を、社長メッセージとして紹介しました。

2.「航空宇宙材料事業」と「資源リサイクル事業」を特集

UBEグループが夢のある成長と環境への配慮に取り組んでいることを示す例として、2つの事業を紹介しました。

3.「生物多様性保全」と「グループ会社の取り組み」報告の充実

  1. 「生物多様性保全」項目を新設
    生態系、種、遺伝子といった生物の多様性保全への関心が高まる中、UBEグループとして生物多様性保全にどのように取り組むか、検討を始めています。本報告書では、UBEグループが行っている緑化などの取り組みや、環境に優しい製品、技術の開発などを報告しました。
  2. 「グループ会社の取り組み」項目を新設
    UBEグループ会社の個々のCSR活動を報告しました。今回は、機能品・ファインカンパニーのグループ会社 宇部日東化成(株)と、建設資材カンパニーのグループ会社 宇部マテリアルズ(株)です。来年は、化成品・樹脂カンパニーと機械・金属成形カンパニーのグループ会社を予定しています。

4.「有識者による第三者意見」

新たな方として、神戸大学大学院経営学研究科教授の國部克彦先生にお願いしました。

UBEグループは、事業活動における環境保全コストとその効果を定量的に把握・評価し、より効率的な環境保全への取り組みを継続して推進するための重要なツールとして、2000年の報告書より環境会計を導入しています。2011年度の環境保全コストについては、設備投資35.2億円、費用118.1億円で、それぞれ2010年度比11.6億円増、3.9億円増でした。
経済効果については、有価廃棄物の売却等の実収入効果が12.1億円、省エネ対策の実施等による節約効果が66.2億円となり、それぞれ2010年度比2.2億円増、2.1億円増でした。

UBEグループでは、中期経営計画(2010~2012年度)「ステージアップ2012-新たなる挑戦-」の基本方針の一つに「地球環境問題への対応と貢献」を掲げています。昨年は日本政策投資銀行の環境格付けで最高ランクを取得するとともに、業界トップクラスの環境経営を実践するモデル企業として特別表彰を受賞しました。
今後とも環境重視経営に努め、社会から信認されるCSR活動をより一層推進してまいります。

お問い合わせ先

ニュースリリースについてのお問い合わせ