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「翼」第9号:工場の製品を紹介


工場の製品を紹介 宇部興産機械(株)

宇部興産機械という会社をご存知ですか?宇部興産グループの機械事業の中核企業として、さまざまな大型の産業機械を自社工場で作っています。
そんな私達の製品の中で、市民の方々に一番身近なのは「橋」かも知れません。1974年に作り始めてから42年間、全国570橋(うち山口県内180橋)をあちこちに架けてきました。鋼板を曲げたり、溶接でくっつけたりしながら、手作りで大きな橋をこしらえ、皆さんの暮らしを支えています。

あの橋も、この橋も いろんなところに宇部興産機械

宇部スカイロード(宇部市) 宇部スカイロード(宇部市)
約5km
(供用中の西中町IC~東須恵IC)
2013年施工
角島大橋(下関市) 角島大橋(下関市)
1780m
1999年施工
小郡ジャンクション(山口市) 小郡ジャンクション(山口市)
421m(当社施工の橋梁部分のみ)
2016年施工
興産大橋(宇部市) 興産大橋(宇部市)
1020m
1982年施工
周防大橋(山口市) 周防大橋(山口市)
1080m
1992年施工
持世寺橋(宇部市) 持世寺橋(宇部市)
105m
2011年施工

橋ができるまで

橋ができるまで

こぼれ話

宇部興産機械は、社名のとおり主に機械を作っている会社ですが、機械だけではなく「橋梁」も作っていることを、市民の皆様に知っていただくよいチャンスとなりました。
橋梁の世界で最も歴史と権威がある賞の1つに「田中賞」という賞があり、公益社団法人土木学会が優れた橋に対して毎年贈っていますが、宇部興産機械が作った橋はこの賞を2回受賞したことがあるのが自慢です。
2015年に受賞した「源太橋」は、鳥取市にある橋ですので、なかなか皆さんがご覧になる機会はないと思いますが、1982年に受賞した橋は宇部市にあります。宇部興産のシンボル的な存在の「興産大橋」です。
厚東川の河口を真一文字に横切る「興産大橋」の雄姿は、宇部市民ならどなたでもご存知のはず。宇部興産の大型車両がセメントの原料などを運ぶための橋ですので、市民の皆様は渡ることができないのが残念ですが、産業観光ツアーのコースとして組み込まれていますので、そういう機会を利用していただき、一生に1度はぜひ通行体験してみて下さい。
かくいう私も、宇部興産機械の社員でありながら、まだ通行したことがありませんので、「いつか必ず!」と思っています。
山口県内6ヵ所の施工例を、写真つきで今回ご紹介しましたが、このほかにも、常盤公園の白鳥大橋(斜張橋)、江汐公園の江汐湖橋(吊り橋)、周南市の周南大橋(ニールセンローゼ橋)、萩市の須佐大橋(逆ローゼ端)、山口宇部道路、小郡萩道路などが、県内にあります。当社が架けた橋を、皆様はよくご利用いただいているのではないでしょうか?
宇部興産機械の「橋梁」に興味を持っていただいた方は、ぜひホームページ(http://www.ubemachinery.co.jp/product/bridge.html 新しいウィンドウが開きます)をご覧下さい。 

(担当:F.K.)

担当者から一言

この度は当社の橋梁についてご紹介させて頂きました。普段何気なく通っている高速道路の高架橋も、横断歩道橋も「橋」です。橋梁は、地図に載る仕事です。この仕事に誇りを持ち、当社の橋が全国各地に架けられるよう精進してまいりますので、この機会にぜひ興味をもって頂き、お出かけの際には、1つの思い出や目的として橋を楽しんで頂けると嬉しいです。
(担当:T.A.)