工場の製品を紹介 宇部興産機械(株)
宇部興産機械という会社をご存知ですか?宇部興産グループの機械事業の中核企業として、さまざまな大型の産業機械を自社工場で作っています。
そんな私達の製品の中で、市民の方々に一番身近なのは「橋」かも知れません。1974年に作り始めてから42年間、全国570橋(うち山口県内180橋)をあちこちに架けてきました。鋼板を曲げたり、溶接でくっつけたりしながら、手作りで大きな橋をこしらえ、皆さんの暮らしを支えています。
あの橋も、この橋も いろんなところに宇部興産機械
橋ができるまで
こぼれ話
宇部興産機械は、社名のとおり主に機械を作っている会社ですが、機械だけではなく「橋梁」も作っていることを、市民の皆様に知っていただくよいチャンスとなりました。
橋梁の世界で最も歴史と権威がある賞の1つに「田中賞」という賞があり、公益社団法人土木学会が優れた橋に対して毎年贈っていますが、宇部興産機械が作った橋はこの賞を2回受賞したことがあるのが自慢です。
2015年に受賞した「源太橋」は、鳥取市にある橋ですので、なかなか皆さんがご覧になる機会はないと思いますが、1982年に受賞した橋は宇部市にあります。宇部興産のシンボル的な存在の「興産大橋」です。
厚東川の河口を真一文字に横切る「興産大橋」の雄姿は、宇部市民ならどなたでもご存知のはず。宇部興産の大型車両がセメントの原料などを運ぶための橋ですので、市民の皆様は渡ることができないのが残念ですが、産業観光ツアーのコースとして組み込まれていますので、そういう機会を利用していただき、一生に1度はぜひ通行体験してみて下さい。
かくいう私も、宇部興産機械の社員でありながら、まだ通行したことがありませんので、「いつか必ず!」と思っています。
山口県内6ヵ所の施工例を、写真つきで今回ご紹介しましたが、このほかにも、常盤公園の白鳥大橋(斜張橋)、江汐公園の江汐湖橋(吊り橋)、周南市の周南大橋(ニールセンローゼ橋)、萩市の須佐大橋(逆ローゼ端)、山口宇部道路、小郡萩道路などが、県内にあります。当社が架けた橋を、皆様はよくご利用いただいているのではないでしょうか?
宇部興産機械の「橋梁」に興味を持っていただいた方は、ぜひホームページ(http://www.ubemachinery.co.jp/product/bridge.html )をご覧下さい。
(担当:F.K.)