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「翼」第13号:UBE人図鑑


UBE人図鑑 (あなたの周りのUBEの人)

今回は宇部興産グループの運営するホテル「宇部72アジススパホテル」で働く方にインタビューしました。

ホテルの歴史を築いてきたベテラン料理長山本陽二さんと
これからのホテルを担う2年目フロント係の林優太さんにお話しを伺いました。

本長門料理長
山本陽二 さん

- アジススパホテルの魅力の一つ、美味しいお食事をいただけるレストラン本長門。お店のこだわりは何ですか?

ゆったりできる個室と、カウンターキッチンです。

個室は結婚前の両家の顔合わせや法事といった家族行事にも最適で、多くの方にご利用いただいています。
カウンターキッチンは改装の際になくすという話もありました。
しかし、お客様の顔を見て調理をしたいと私が希望し、残してもらいました。

お客様も作る人の顔が見えると安心していただけると思っています。

- 料理長オススメのメニューは?

「長州鶏の石焼き」です。

これは創業当時から人気のメニューです。
私はもともとアジススパホテル併設のゴルフ場のレストランで働いていましたが、本長門立ち上げに際して招集され、お店を一から作るのに携わりました。
当時の社長は食にこだわりのある方で、関係者みんなで全国の美味しいものを食べ歩き、メニューを考えました。

この「長州鶏の石焼き」はその時に生まれたメニューです。
みんなで全国を食べ歩いたことは楽しかった想い出として今でも心に残っており、どのメニューも思い入れがあります。

基本的に食材は山口県のものを使うことにこだわっていて、月替わりのメニューはリピーターのお客様の声も参考に構成しています。

フロント係
林優太 さん

- アジススパホテルで働き始めたきっかけは何ですか?

父がホテルで働いていて、学生時代は父のホテルでアルバイトをしていました。

フロントで働く父の姿をみていて、自然と自分も同じ道を選んでいました。実際に働いてみると思った以上にやりがいのある仕事でした。

数あるホテルの中でもアジススパホテルを選んだ理由は、
ゴルフ場が併設されていてスポーツ好きの私には魅力的に思えたからです。
実際にはゴルフ場利用のお客様だけでなく、近くの山口きらら博記念公園でのスポーツイベントに参加するお客様にもご利用いただいています。

数年前にスペインの東京オリンピック候補の水泳選手団が山口きらら博記念公園のプールで合宿をした際、アジススパホテルをご利用いただきました。
初めての外国人の接客で戸惑いはありましたが、とても良い経験でした。

- いつもどのような接客を心がけていますか?

常に笑顔でいることを心がけています。

あとは、観光客のお客様にはおすすめの道の駅を紹介しています。
実は趣味で「道の駅めぐり」をしていて、その土地の美味しい食べ物やお土産などをチェックしています。将来は常連のお客様にも満足いただけるような接客をしていきたいです。

このホテルはリピーターが多く、私が入社するより前からホテルに通ってくださっている方がたくさんいます。
まだまだお叱りを受けることばかりですが、そんな常連のお客様に認められたら一人前だと思っています。

料理長自慢の
「長州鶏の石焼き」
ランチで人気の
洋食メニュー

「アジススパホテル」は地元のお客様を大切にする〝地域密着型〞のホテルです。

遠方のお客様の宿泊施設としてだけではなく、近くに住む地元の皆様の憩いの場として愛されています。
お話をうかがったお二人の「心のこもった料理」と「とびきりの笑顔」でお客様をおもてなししようとする姿にとても感動しました。