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環境保全

環境保全への取り組みの基本的な考え方

環境事故ゼロを目指し環境リスク低減に努めるのみならず、社会の持続可能な発展のため、継続的な環境負荷低減活動に取り組みます。また、地球環境問題の対応として「地球温暖化への対応」、「生物多様性保全」、「海洋プラスチックごみ問題」および「水資源の保全」の課題解決に向けて自然と調和した企業活動の推進に取り組みます。

環境パフォーマンス

社会の持続可能な発展のために環境課題に取り組むこと、その成果を公表してステークホルダーの皆様の信頼を醸成することが、UBEグループの持続的な成長にとって重要と考えています。

  • *1 SOx:燃料に含まれる硫黄に由来する硫黄酸化物。ボイラーが主な発生源。
  • *2 NOx:燃料を空気で燃焼させる時に発生する窒素酸化物。ボイラー、セメントキルンが主な発生源。
  • *3 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)法:事業所から排出・移動した化学物質の量などを把握し、行政に届け出することを義務づけた法律。届け出された情報は環境省のウェブサイトに公開される。情報の公開を通して、自主的な化学物質の管理の改善を促進することを目的として制定された。
  • *4 COD:有機物による水質汚濁の指標。有機物を化学的に酸化する時に消費される酸素量。

水資源の利用状況

水域へ排出する水質を管理するため、汚濁物質の監視設備を設置しており、水質汚濁に重大な影響を及ぼす工場の排水は、廃水処理設備を用いて浄化しています。

工場別の排出データ

  • *1 SOx:燃料に含まれる硫黄に由来する硫黄酸化物。ボイラーが主な発生源。
  • *2 NOx:燃料を空気で燃焼させる時に発生する窒素酸化物。ボイラー、セメントキルンが主な発生源。
  • *3 COD:有機物による水質汚濁の指標。有機物を化学的に酸化する時に消費される酸素量。

化学物質の排出抑制

化学工業界は法規制を遵守するだけでなくPRTR法※1に基づく情報公開制度などを通して、自主的な化学物質の排出抑制を進めています。UBEグループでは、PRTR法対象物質や揮発性有機化合物(VOC)※2の中から、排出量の多い20種類の化学物質※3を全社の20重点物質に選定し、排出削減を進めています。2019年度は、この20化学物質の総排出量を29%削減(2010年度比)することで、PRTR法対象物質やVOCの排出抑制を推進しました。

VOC排出の抑制

UBEグループは2019年度のVOC排出量を2010年度比で40%削減しました。

PRTR法対象物質の削減

UBEグループではPRTR法対象の462物質のうち、61物質を取り扱っています(2019年度)。これらの排出量を2010年度比で33%削減しました。

  • *1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)法:事業所から排出・移動した化学物質の量などを把握し、行政に届け出することを義務づけた法律。届け出された情報は環境省のウェブサイトに公開される。情報の公開を通して、自主的な化学物質の管理の改善を促進することを目的として制定された。
  • *2 VOC(Volatile Organic Compounds):揮発性を有し、大気中で気体となる有機化合物の総称。浮遊粒子状物質および光化学オキシダントの生成原因となる。
  • *3 自主選定した20種類の化学物質:メチルアルコール、ブチルアルコール、トルエン、イプシロン-カプロラクタム、スチレン、アンモニア、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、しゅう酸、酢酸ビニル、キシレン、n-ヘキサン、エチルベンゼン、クロロメタン、ベンゼン、フタル酸ジメチル、N,N-ジメチルアセトアミド、ほう酸化合物、フェノール、メチルブチルケトン。

循環型社会の構築

資源の有効利用

セメント工場では、セメント原料(マテリアルリサイクル)や熱エネルギー代替(サーマルリサイクル)などとして、多種多様な廃棄物・副産物を利用しています。セメントキルンは1,450℃という高温で焼成するため、通常の焼却炉では処理できない物質も分解・無害化され、また大量処理が可能です。さらに、焼却された灰も、セメント原料の一つである粘土の代替として取り込まれるため、最終処分場を必要としません。
2019年度にUBEのセメント3工場で有効利用した廃棄物・副産物は330万トンで、そのうちの291万トンをUBEグループ以外から受け入れ、循環型社会の形成に大きく貢献しています。(注)
また、将来的に発生の増加が見込まれる廃石膏ボードのリサイクルを推進するなど、セメント原料化以外の用途も含めた新規事業の開拓にも着手しています。UBEは、今後もさまざまな廃棄物に対応する取り組みを強化して、リサイクル事業の充実・拡大を図っていきます。

(注)「廃棄物・副産物の使用量」の推移は、「統合報告書 2020」P11「非財務ハイライト」に掲載しています。

セメント工場の資源リサイクル
  • *RDF(Refuse Derived Fuel):廃プラスチック、木屑、家庭ゴミを圧縮処理し固形燃料化したもの。

産業廃棄物の削減

国の第4次循環型社会形成推進基本計画では、産業廃棄物の最終処分量について、「2025年度に2000年度から約77%減」としています。UBEグループは、循環型社会の形成に向け産業廃棄物のリサイクルや最終処分量の削減を推進しています。

産業廃棄物のリサイクル

化学工場、自家発電所、機械工場などから多様な産業廃棄物が発生しますが、それらの多くを、セメント工場をはじめとするグループ内でリサイクルしています。

産業廃棄物の最終処分量

2019年度の外部最終処分量は、2000年度比で80%削減しました。2020年度以降も引き続き削減に向けた取り組みを継続していきます。

廃棄物処理施設の維持管理に関する情報

当社が所有する廃棄物処理施設(産業廃棄物焼却施設、産業廃棄物最終処分場)の維持管理に関する情報を公開します。